お役立ちまとめ

蛍光灯を処理するときって、ごみステーションに設置された
専用の箱に出しますよね。

今までは、燃えないごみとして出していたけど
専用の箱に入れることで蛍光灯の処理って変わったのでしょうか？

蛍光灯を燃えないごみとして出していたときは
蛍光灯は自治体の埋め立て処分場に埋立処理されていました。

でも、蛍光灯には微量ですが、水銀が使われているのです。
蛍光灯に電気を流すとマイナスの電極から電子が飛び出てきます。
これを専門用語で「放電」と呼びます。

この電子が水銀に当たると、そこから紫外線が放出されるのです。
これが「紫外線ランプ」のしくみです。

さらに蛍光灯にはガラスの内面に蛍光体が塗ってあります。
紫外線が傾向体に当たることで傾向体が光って明るくなるわけです。
これが蛍光灯のしくみなのです。

蛍光灯は水銀が使われているということで
燃えないごみとして埋立処分するのではなく、
適正な処理をするようになったようです。

たしかに、水銀をそのまま埋立ていると
水俣のように再び水銀公害が起こりかねないですから。

それで長崎市では専用のボックスに出してもらい
水銀を処理する業者へ引き渡しているようです。

蛍光灯については、以下のサイトに詳しく書いてあったので
参考にしてみて下さい。

廃蛍光灯処理



長崎市は福岡の業者に蛍光灯の処理をしてもらっているようですが
その他にも関東や北海道、関西にもあるようです。

さらに、蛍光灯を回収してそれらの会社へ引き渡して
蛍光灯の処分をしてもらう企業は全国に結構あるようです。

蛍光灯の処分は企業によって様々ですが、
どの企業も共通するのは水銀の処理をきちんとする
というところです。

ただ水銀は毒性が非常に強い物質なので
リサイクルという方法が一番安心できるのではないでしょうか。