2017年07月10日

auから新料金プランが発表される!但し2年間は我慢?

auから新料金プランが発表されましたね。

前評判では現料金から15%~20%割り引かれる
というものだったのですが、どうなったのでしょうね。

結果としては、人によっては
改善と改悪になるかもしれませんよ。

今回の新料金は、現料金システムを
根本から変えるような感じです。

総務省からスマホ購入の減額をやめるように言われてましたが
今回の改正はまさにそのとおりになっています。

その代わり、月々の料金が15%くらい引き下げられる
という風になってますね。

当然ながら、引き下げ額は大容量ほど
大きくなっています。

しかも今回の改正でこれまで1つしかなかった
シンプルプラン(LTEフラット+データ通信)が
30秒20円の通話料は変わりませんが
データ通信を現行の好きな容量を選べるようになりました。

私としては、この改正を待ってた!
という感じなのですが、両手を上げて・・・
というわけにはいかないようです。

料金改正は最も使用されていると思われるカケホ+2G通信でいくと
月6500円(税抜き)だったのが改正後は5480円と約1000円安く済みます。

これが20Gの大容量になると9000円だったのが、6500円で
使用できるようになります。

但し、20Gは注意があって2つの料金体制で
大きく変わるんです。

その料金体制が「ピタッとプラン」と「フラットフラン」。

ピタットプランは1G~5G以上までで使用した分に応じて
料金を支払うプランなのです。

例えばカケホの例で行けば、今月はデータ通信が3G以内に収まったな!
というときは6480円、2G以内なら5480円、1G以内なら4480円という風になります。

問題は5G以上のとき。
5G以上の区切りはピタッとプランにはありません。

唯一あるのは、通信速度がLTEからガクンと落ちる
20Gがあります。
一言で言えば、契約したデータ通信の容量を超えたときに
遅く制限されますよね。

それと同じです。
ということは、5~20Gの間はどこでも
料金は同じということです。

せめて、10Gとか欲しかった。

で、この場合の月額料金は8480円。
以前の5Gで8000円、20Gで9000円からすれば
安くなってますが他と比べると、とても改善とは言えませんよね。

そこでもう1つの料金体制があるわけです。
それがフラットプラン。

これはデータ通信が20Gと30Gしかなく、
いわゆる大容量消費向けのユーザーのため
ということなのでしょうね。

月額料金は20Gが7500円、30Gが9500円(以前は11000円)
となっています。

はい、ここで矛盾が出て来てますよね。
ピタットプランとフラットプランで同じ20G使用した時に
ピタットプランの方が約1000円高いですよね。

今回の改正で注意すべき1つ目がここなんです。
最初から5G以上を使用するのであれば、
フラットプランを最初から契約しておかないと損になります。

ピタットプランで20G近くまで使用したなら1000円の損で済みますが、
6Gくらいの使用で終わったなら、もう目も当てられませんよね。

ただ、ピタットプランの5Gまでとフラットプランの20Gが
ほぼ同じ料金なので、5G超えるかどうかわからないという人は
最初からフラットプランが良いかも?ですね。

またピタットプランは自動で通信量が増えていきます。
これまでのように3G契約なら、そこまでの容量を使い切ると
自分で購入するか、強制的に速度が遅くなってましたよね。

新料金プランでは20Gまでノンストップですから。

そして2つ目の注意点は、iphoneなどのアップル製品を
購入、乗り換え、機種変更時に新料金プランは使えないようですね。

4GLTEの機種なら大丈夫ですし、現iphoneなどアップル製品を
すでに使用しているユーザーなら、今使用している機種でのみ可能です。

注意点3つ目はスマートバリューです。
データ通信3G契約からは約1500円(だったかな?)の
割引がありましたが、こちらも改正されます。

スマートバリューミニで500円、スマートバリューで1000円の割引になります。

4つ目の注意点ですが、毎月割です。
この料金改正は7月14日からですが、
新料金へ切り替えると毎月割は終了になります。

ということは、購入後2年後から切り替えた方が
お得ということのようですね。

5つ目の注意点は一度新料金にしたら
来年2月以降は旧料金へ戻せなくなります。
この辺り、おそらく毎月割が絡んでくるからでしょうか?

但し、機種購入の際には大丈夫なようです。

6つ目の注意点は、スタート開始時の
ビッグニュースキャンペーンです。

新料金契約で1年間1000円割り引くというものですが
当然条件があります。

それは7月14日~12月31日までに機種購入による機種変更、新規契約時に
新料金で契約したユーザーのみです。

現状使用しているスマホで新料金へ移行しても
キャンペーンの対象にはなりません。
が、機種代金をすでに支払い済みのユーザーなら
新料金の方が安く使用できるので変更した方が良いでしょうね。

機種変更をしようと思っているユーザーは
最初から新料金でいくのか最初だけ旧料金でいくのか
決断のときですよ。

毎月割なら2年間約2000~3000円を
割り引いてくれますよね。

でも新料金は1000円~1500円の割引です。
ということは、条件があるかもしれませんが
購入してから2年間は旧料金、3年目からは新料金が良い
ということになりますよね。

ただ、アップル製品購入時に何故ダメなのか?
この辺が気になりますよね。

auが機種代を結構負担している
ということなのでしょうか?



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Posted by makoto at 16:15 │スマホ・PC